Android用Facebookアプリ導入編~サンプルアプリを動かそう!~
こんばんは。
Gitの環境が整ったところで、次はAndroidアプリのFacebook連携をしようと思います。
Twitterは前に若干やったことがあるものの、FBは初なので色々と調べました。
若干めんどくさかったですね・・・。
ただ、公式のチュートリアルが分かりやすくて助かりました。日本語版もあるしね!
さて、今回はFacebookのサンプルアプリを動かすところまでやります!
前提条件
- 今回はEclipseで行います。
- Eclipse、Android SDK、ADTプラグインが導入済みである
- EclipseでAndroidを開発できる環境が整っている
- Windowsである。(私はWindows7ですが、ここではバージョンはあまり関係なさそうです)
ということで、以下手順です。
OpenSSLのインストール
早速Facebookアプリに必要なSDKをインストールしたいところですが、その前にOpenSSLが必要になります。なので、それをインストールしたいと思います。
- こちらからOpenSSLをダウンロード
- 32ビット版と64ビット版があるので注意。Light版でOKだと思います。ちなみにこの時点での最新版は「v1.0.le」でした。
- ダウンロードしたファイルを実行し、ウィンドウに従ってOpenSSLをインストール
- インストール場所はCドライブ直下で良いと思います。
- コマンドプロンプトを起動し、opensslのフォルダの中にあるbinフォルダにカレントディレクトリを移動させると、opensslコマンドが使えるようになります。
- ここでしか使えないのは汎用的ではないので、パスを通しましょう。ということで、環境変数のpathにopensslのbinまでのパスを通します。これでどこでもopensslコマンドが使えるようになりました。
- 「openssl version」を実行すると、バージョンが確認できます。しかし、Worningが発生してると思います。
- 上記のWorningを直すため、システム環境変数に「OPENSSL_CONF」を追加します。値は「openssl/bin/openssl.cfg」にします。これで消えるはずです。
- 以上でOpenSSL関係は終わりです。ここはメインではないのでさくさくいきます。
Facebook SDKをインストールし、Eclipseにインポート
- まずはこちらからZIPファイルをダウンロード
- Eclipseを起動し、[ファイル] > [インポート]を開き、[一般] > [既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択
- SDKのルートディレクトリを選択。全てのサンプルをインポート
- 次にインポートしたサンプルアプリを実行したいのですが、このままでは認証等をすることが出来ません。なぜならFacebook側にAndroidキーハッシュを提供しなければいけないからです。
- 以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行する。(ここでOpenSSLが必要になります)
keytool -exportcert -alias androiddebugkey -keystore %HOMEPATH%\.android\debug.keystore | openssl sha1 -binary | openssl base64
- パスワードが求められるので、入力します。入力すると、キーが発行されると思います。
- Facebook Developersを開き、右上のドロップダウンメニューからSettingsを開きます。
- Developper登録していない場合はしましょう。すぐ終わると思います。
- Sample App Settingsを開き、先ほど発行されたキーを追加します。
これでやっとサンプルアプリが実行出来ます。
ちなみに、サンプルアプリはたくさんありますが、種類はこんな感じになっているそうです。
基本的なサンプル
- ProfilePictureSample:ログアウト時のプロフィール写真のコントロールの利用法について
- FriendPickerSample:ネイティブの友達選択を使用し、ユーザーの友達の中から選択する方法について
- PlacePickerSample:ログイン時のスポット選択コントロールの利用法について
機能のサンプル
完成サンプル
- HelloFacebookSample:プロフィールへのアクセス、近況アップデート、および写真のアップロードの方法について。
- Scrumptious:ログイン、リクエスト、選択、写真のアップロード、およびオープングラフの公開を使用する方法について
- Hackbook:グラフAPIコールの選択を示す、もう1つのサンプルアプリ。SDKの下位互換を確保するためにあるらしいから、あんま使わないかも。
以上で導入編は終わらせることができたかなと思います。
次は実際にアプリ作成ですね!
ちょっと難しそうですが頑張ります。
それでは。
参考にさせていただいたサイト
OpenSSL for Windows
Android用Facebook SDKスタートガイド - Facebook開発者